562:京都 1 京都迎賓館

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数年前のNHKの京都迎賓館の映像が忘れられなくて、ガイド付き見学ツアーを申し込んででかけてきました。主目的は「截金」と「長さ12mの座卓」をつぶさに見ることです。

セキュリティチェックを経て、説明ビデオを見ながら90分のガイドツアー開始を待ちます。
ウィークデーだったこともあってか、参加者は10数名でしてゆったりと見学することができました。
 562:京都 1 京都迎賓館
玄関口では樹齢700年の欅の木の扉がお出迎えです。板は左右に柾(まさ)目があって、中央に板目のある中杢というとんでもない材料なんだそうです。

562:京都 1 京都迎賓館
562:京都 1 京都迎賓館
562:京都 1 京都迎賓館
「藤の間」の舞台扉に施された截金です。金と銀の短冊状のものを漆で固定したものです。たまりませんでした。
人間国宝の江里佐代子さんの仕事なんですが、舞台の扉なんですが、ほれぼれしますね。
562:京都 1 京都迎賓館
江里佐代子さんの截金の道具も展示されていました。

 562:京都 1 京都迎賓館
桐の間の12メートルの座卓です。表面は漆で鏡のように仕上げられています。床の間の掛け軸が映っていますね。こういうのを静謐感というのでしょうか、ため息しかでませんでした。掘り炬燵形式になっているので外国の賓客もくつろぐことができます。
 562:京都 1 京都迎賓館
この写真だけは京都新聞の京都迎賓館の紹介記事からの転載です。さすがプロの写真ですね。

 562:京都 1 京都迎賓館
中庭の景色です。
 562:京都 1 京都迎賓館
前の時間帯の見学者が池の渡り廊下を渡る姿が見られます。

 562:京都 1 京都迎賓館
廊下・天井・壁・障子・襖・中庭のあしらえすべてが最高級の仕上がりで感動また感動の連続でした。

 562:京都 1 京都迎賓館
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中庭の池を楽しむための和船に先般ブータンの国王・王妃が乗船した時の写真です。

「京都迎賓館に生きる伝統的技能」のビデオを購入して、家で復習をしました。
その中で、建具屋さんの言葉として「技を見せびらかすな、見えざるところに技を使え」と先人から教えられているとさりげなく言っていることにまたまた感動です。

以下リンクを添付します。
京都新聞の京都迎賓館の紹介記事
今回の記事の添付リンクはこの京都新聞の京都迎賓館の紹介記事からのものです

京都迎賓館のHP

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陶酔人の記事512の迎賓館赤坂離宮


 大いに刺激された陶酔人



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