402:京都国立博物館その1(鳥獣人物戯画) 141113

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先般NHKで高山寺の「鳥獣人物戯画」の修復が完成して京都国立博物館で展示されていると聞いて、行ってきました。「鳥獣人物戯画」がなんで国宝になっているのか知りたい、全体像はどうなっているのか、巻物の全体を是非見たいと10年ほども思い続けてきて、今回思いが果たせました。

朝一番ででかけたのですが、付いた早々この待ち行列です!さすがNHK放送の威力です。
 402:京都国立博物館その1(鳥獣人物戯画) 141113
なんと室外で90分、館内で50分と書いてありました。
 402:京都国立博物館その1(鳥獣人物戯画) 141113
これでは2時間以上待たざるを得ないかと覚悟を決めました。

 402:京都国立博物館その1(鳥獣人物戯画) 141113
 402:京都国立博物館その1(鳥獣人物戯画) 141113
 402:京都国立博物館その1(鳥獣人物戯画) 141113
やっと国立博物館が見えてきましたが、まだ半分ぐらいです。

 402:京都国立博物館その1(鳥獣人物戯画) 141113
いよいよ待ち行列のテントの中に入りますと、待ち時間のサービスで鳥獣人物戯画の予習コーナーがありました。
 402:京都国立博物館その1(鳥獣人物戯画) 141113
蛙と兎が遊んでいる図です。
待っている間にいろいろ考えたのですが、この「鳥獣人物戯画」は、平安時代の貴族の生き様を風刺しているのではないかと思ったのです。まともに風刺はできないので、蛙・兎・猿・・・になぞらえて風刺していたのでは?
もしそうであるのなら、文化庁が国宝に指定しているのはなかなかおしゃれです。

外・内で待つこと1時間40分で鳥獣人物戯画にたどり着きました。今回は後半の展示なので全4巻のそれぞれの後半だけでしたが、10年来の思いが達せられて感無量でした。
ずっと見ていたかったのですが、残念ながらところてん式に押しやられます。
途中修復のビデオ紹介なんぞもあり、十分楽しめました。

館内は無論写真撮影禁止なので、本物の紹介はできませんが、ウィキぺディアのリンクで全体像・詳細が見られます。
 →鳥獣人物戯画のリンク

ミュージアムショップで図録を購入したのですが、有難いことに鳥獣人物戯画全4巻のミニ本が付録で付いていたのです。巻物ではありませんが、全体像が巻物風に見られます。
 402:京都国立博物館その1(鳥獣人物戯画) 141113

同時開催されていたのは高山寺の国宝の数々です。それは、次回その2で紹介します。

これだけでも十分満足している陶酔人



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この記事へのコメント
ツイッターにこんな表示がありました。

11月16日9時30分:「国宝 鳥獣戯画と高山寺」=入場までは240分待ちです。「鳥獣人物戯画 甲巻」展示室は40分待ちです

 こんなにも興味を持たれている人が多いとは驚きです。
Posted by 原川 at 2014年11月16日 09:59
たぶん、240分+40分待ちの方は昼間に行ったんだと思います。多少大目に書いている可能性はあります。
陶酔人は朝一番でしたので1時間40分ですんだんだと思います。
Posted by 陶酔人 at 2014年11月16日 19:27
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