401:伊賀に陶芸旅行 141012

カテゴリー │陶芸

少し前のことになりますが、恒例の同好会の陶芸旅行で伊賀の恒岡光興さんの常山窯を訪問しました。恒岡光興さんは伊賀のビードロ釉を確立した方のようです。
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これはそのビードロ釉の皿です。ビードロの色の変化がたまらないですね。

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中央の背の高い方が恒岡光興さんで隣が奥様です。
伊賀は二度目の訪問になります。前回は峰興徳さん(記事7)に粘土の講義を受けました。恒岡光興さんは峰興徳さんをよくご存じで、峰興徳さんを「粘土屋」と呼んでいました。ご自身は釉薬屋と言っていました。釉薬をPRするためにビードロ釉の作品を作りだしたのだそうです。それで日本工芸会正会員になっているのですがからすごいことですね。作家活動と釉薬製造の二束の草鞋をはいている方です。

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帰り際、駐車場にこんな看板を見たのですが、「精渥場」ってなんて読むのかなあなどと間抜けな会話を仲間としていました。帰宅して調べますとなんと釉薬作成所のことだったんです!皿と釉薬を分けていただいたうえに恒岡光興さんとの話に夢中になり、ここを見ずに帰るなんて・・・残念至極です。次回のチャンスを狙います。

恒岡光興さんを紹介していただいたのは、四日市酔月陶苑の清水潤さんです。通り道ということもあり酔月陶苑に立ち寄らせてもらいました。
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実は酔月陶苑は前日、「名月祭」という観月の宴・月見茶会が開催されていて後片付けの真っ最中に訪ねてしまったことになるのですが、暖かく迎えてもらえました。忙しさを微塵も見せない対応ぶりはさすが名家だなあと感じ入ったものでした。
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これが名月祭のパンフです。お茶会・月見を兼ねて200~300人ほどが集まったそうです。すごい世界があるものですね。

世の中いろいろだと思う陶酔人



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