2014年04月23日00:31
376:藤原真理のチェロ・リサイタル 140422≫
カテゴリー │音楽
少し前になりますが、4月18日(金)アクトシティ浜松中ホールで藤原真理のチェロ・リサイタルを聴きました。
←左の写真をクリックすると拡大します。
「有難いことでも有る」ことがありまして、なんと「招待チケットに当選」したのです。席は二階席だったのでご尊顔は判然としなかったのですが、チェロの音は繊細かつダイナミックに響き、残響もすばらしかったのです。
藤原真理は20代前半に聞きまして、40年の時を経て聞けて、感慨深かったです。
曲は、前半が小品中心でしたので、こなれた演奏で素敵だったのですが、ちょっと1曲1曲が短すぎて残念。藤原真理のチェロの世界に没頭しきれなかった感じでした。
特に1曲目はバッハの無伴奏1番の前奏曲でして、ややゆったり目の演奏をたっぷりと聞かせただけに、「全曲が聞けたらなあ」とはどなたも思ったことでしょう。無論そうなったら今回のリサイタルの趣旨とは異なったものになってしまいますが。
後半はチェロ・語り・ピアノのための「セロ弾きゴーシュ(林光)」ということで、軽妙な語りとチェロとピアノが織りなす時空は宮沢賢治の不思議な世界を彷彿とさせていました。
開けて土曜日は藤原真理の無伴奏をCDでたっぷり聞きました。部屋では生の迫力・残響のよい雰囲気はでませんが、無伴奏はたまらなくいいですね。チェロの価値がまだあまり認められなかった時代に、よくもこんな素晴らしい曲を書いてくれたものですね。
バッハの無伴奏に心酔している陶酔人
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「有難いことでも有る」ことがありまして、なんと「招待チケットに当選」したのです。席は二階席だったのでご尊顔は判然としなかったのですが、チェロの音は繊細かつダイナミックに響き、残響もすばらしかったのです。
藤原真理は20代前半に聞きまして、40年の時を経て聞けて、感慨深かったです。
曲は、前半が小品中心でしたので、こなれた演奏で素敵だったのですが、ちょっと1曲1曲が短すぎて残念。藤原真理のチェロの世界に没頭しきれなかった感じでした。
特に1曲目はバッハの無伴奏1番の前奏曲でして、ややゆったり目の演奏をたっぷりと聞かせただけに、「全曲が聞けたらなあ」とはどなたも思ったことでしょう。無論そうなったら今回のリサイタルの趣旨とは異なったものになってしまいますが。
後半はチェロ・語り・ピアノのための「セロ弾きゴーシュ(林光)」ということで、軽妙な語りとチェロとピアノが織りなす時空は宮沢賢治の不思議な世界を彷彿とさせていました。
開けて土曜日は藤原真理の無伴奏をCDでたっぷり聞きました。部屋では生の迫力・残響のよい雰囲気はでませんが、無伴奏はたまらなくいいですね。チェロの価値がまだあまり認められなかった時代に、よくもこんな素晴らしい曲を書いてくれたものですね。
バッハの無伴奏に心酔している陶酔人