陶酔人の窯

先日湯河原温泉に行ってきました。熱海を海岸添いに５Ｋｍほど北上したところにあるひなびた温泉宿です。
湯河原温泉という名前は有名ですがどうも馴染みがないのです。
といいますのも浜松からですと新幹線では熱海→小田原で通り越してしまいますし、東海道本線でのみ行かれます。
車でも高速道路では箱根を迂回しますし、国道一号線は箱根を通るので湯河原は通りません。
なので今まで縁がなかったのです。


JR湯河原駅からバスで１０分で温泉場に着きます。少し上り坂ですが歩ける距離でもあります。
　
上は湯河原温泉のパンフからの引用地図です。

町立美術館と万葉公園が目立ちますのでまず美術館に行きました。
　
なかなか立派な建物でした。
中は日本画の画家平松礼二館と連結していまして、平松礼二画伯のアトリエにもなっていました。

画家平松礼二を知らなかったのですが、日本画家として著名で文芸春秋の表紙や小説単行本の表紙も描いてもいます。
　
　
日本画ですので、原料に岩石を使いますが孔雀石・胡粉などがありました。そうか陶芸とも通じるものがあるんだなあと思った次第です。
そのアトリエを公開しているもの不思議な感じを持ちました。

続きまして大きなスペースの万葉公園に行きました。
　
敷地２万㎡ですので散策にはうってつけなんですが上り下りが多く軽く１万歩を超えました。温泉前・食事前の散策にピッタリでした。
　
オーベルジュ湯楽の露店風呂もなかなかの風情でした。

平松礼二のHP

平松礼二wiki

胡粉

万葉公園HP

　　　ほっこりとした風情を堪能した陶酔人