219:四日市陶芸研修旅行(陶酔人)110403

カテゴリー │陶芸

陶芸仲間と年に一回陶芸研修旅行にでかけています。今年は「萬古焼」で有名な四日市に行きました。最初にサンドブラスト工法で著名な清水酔月さんの「酔月陶苑」に出かけました。
http://www.bankoyaki.jp/
いきなり玄関のでかい急須で度肝を抜かれました。
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この素敵な急須・香炉を見てください。
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息子さんの清水潤さん(去年東海伝統工芸展でグランプリ」からは「萬古焼」の説明を聞きました。これは潤さんの青白磁の作品です。色・形ともに完璧ですね。
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その直後に酔月先生自ら急須の作成工程を見せていただきました。その早業・美しい形状に一同ただただ感動しました。仲間の積極的な目線がわかるでしょうか。
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その直後「やってみるか?」と酔月先生から声がかかり、ずーずーしいことに酔月先生の粘土でろくろ体験をさせていただきました。無論どきどきの体験でした。というわけで、この写真はお宝となりました。
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酔月先生の急須のパーツの一番奥が陶酔人の湯のみです。
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あまりの好待遇を下に出てくる草間さんに話すと「そりゃあ酔月先生よほど機嫌がよかったんだなあ」と言われました。
 
2軒目は「菰野陶芸村」の西田真也さんの「真山窯」を訪ねました。仲間の素朴な質問に丁寧にいろいろ教えていただきました。日ごろ疑問だった技法なども即座に説明をしていただき、感謝感謝でした。
西田さんは陶器デザインを研究してきて、洋食器メーカーでデザイン・釉薬開発をしてきたんですね。それで菰野陶芸村で20数年前に築窯したようです。象嵌釉彩の作品は見事で、思わずため息がでました。
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http://yakimono-gallery.art.coocan.jp/2010_koten/2010_nishida_shinya_nagaya_mitsukoshi.htm

3軒目は員弁郡東員町の草間祥介さんのご自宅です。草間さんはアマチュアだからと困惑していましたが、是非にとお願いをして押しかけたってわけです。
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草間さんは47cmの花入をなんと「手ろくろ」で作っています。電話で聞いていましたが、畳の間にブルーシート引いて、小さな手ろくろで作っているんですね。草間さんは謙虚な方で、「丁寧にやればだれだってできますよ」などとこともなげに言う。一同ため息をもらしました。陶芸は道具じゃあないんですね。
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しかし、なんと素敵な作品なんでしょう!これは去年東海伝統工芸展で入賞した作品です。
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というわけで、余韻覚めやらぬ陶酔人



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