300:日本伝統工芸展を見てきました 121007

カテゴリー │陶芸

日本伝統工芸展の名古屋での展示が名古屋三越栄店で開催されています。

今回一番のお気に入りは、浜岡光明さんのこの作品でした。口辺の切り込み、中央の月食のような風合いがしびれます。以下の写真は「図録からの転載」です。
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次に気に入ったのは、神農巌さんの作品です。すきがない作りにほれぼれします!
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三番目は先般の東海伝統工芸展でグランプリを取った室伏栄治さんの「Sparkle」と命名された、煉込みの作品です。東海のものより少しサイズが大きくなっています。日々発展しているってことですね。NHK賞を取ったこともあり先般のNHKEテレ日曜美術館で大きく取り上げられました。常識を超えた技でして、声もでません!
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米田和さんの黒描鳥花文角皿も絵柄がすばらしく形に品があり、見とれました。
 300:日本伝統工芸展を見てきました 121007

今年の日本伝統工芸展のグランプリは、藤田正堂さんの漆器の作品です。
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漆を幾重にも重ねそれを追加工した技もEテレで放送されまして、その求道的な技にため息がもれますした。

木工・金工・織物・・のそれぞれがしびれる作品達でした。
最後に人形作品を紹介します。奨励賞を取られた青江桂子さんの桐塑紙貼「空へ」と命名された作品です。
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清楚な雰囲気に心洗われます。

おまけですが、当日人間国宝の鈴木蔵先生から審査の状況の詳細が紹介されました。その審査の厳しさは予想以上に念入りでして、入賞・入選した作品のどれもがすばらしい作品であることをあらためて納得しました。
これらがただで見られるのですから行かなきゃあ損って感じですね。

いつかはと思いをあらたにする陶酔人



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