164:琵琶湖右岸(陶酔人)100529

カテゴリー │探訪・旅行・行楽

36年ぶりの旧交を温める同窓のつどいが琵琶湖でありました。お互い寄る年波は明々白々なのですが、再会の瞬間に36年前に戻って、気分は青春真っ盛りでした。
 164:琵琶湖右岸(陶酔人)100529
湖岸の周遊道路には自転車道も整備されていてこんな感じです。写真はうまく撮れませんでしたのでこちらのホームページから拝借しました。/span>
http://homepage.mac.com/geo_p/pottering/d2_logbook_japan/0005biwako/d2_0005_1_biwako.html
 164:琵琶湖右岸(陶酔人)100529

翌日は近江八幡と彦根を訪ねました。近江八幡の旧町並みはなかなか枯れていて渋かったですね。それゆえか訪問の人も少なかったです(写っている人は皆同窓生です)。その上なんとお店も日曜日は休みのところが多かったですね。それが徹底していて驚きでした。お土産店も見つからないんですから!記事162・163の水木しげるが感動したラバウルの現地人には及ばないかもしれませんが、これってある意味正しい(まっとうな)生活というのかもしれません。
 164:琵琶湖右岸(陶酔人)100529
埋めたてられた八幡掘りは市民の手で掘り返され、いまではこんな風情になっています。
 164:琵琶湖右岸(陶酔人)100529
NHKで紹介されていた赤こんにゃくは名前の通り赤い色でした。鉄分で赤いんですね。これって陶芸と同じですね。もっとも陶芸の場合は、赤・青・黄・茶・黒と変化しますが。
 164:琵琶湖右岸(陶酔人)100529

続いての彦根は、町おこしの効果は歴然で老若男女であふれていました。彦根城の周囲のお店はなまこ壁で統一されていて、女性が好むであろうお店も一杯あり、近江八幡とのギャップが興味深かったです。
 164:琵琶湖右岸(陶酔人)100529
 164:琵琶湖右岸(陶酔人)100529

ただ、一点彦根城でどうしても納得できないことがありました。この写真です。
 164:琵琶湖右岸(陶酔人)100529
おわかりでしょうか?そう、石垣です。石垣が整然というより雑然としていました。石垣というものは城の基礎でしょうから、石組みがしっかりしていないと崩壊してしまうのではないかと思うのですが、そう思わざるを得ない作りでした。
 164:琵琶湖右岸(陶酔人)100529
本来はこちらタイプですよね。
 164:琵琶湖右岸(陶酔人)100529
少し連想をたくましくしますと、「彦根城を市民の手で守ったという記念モニュメントとしてわざと素人造りのように不ぞろいにしている」のではないか?
と、ここまでしつこく書くほど気に入らなかったのです。ところが、どうやらそれは認識不足のようでした。不ぞろいの石組みは「野面積みという自然石をそのまま流用する造り」らしいことがネット検索をして知りました。
http://www.oumi-castle.net/hikone/isigaki.htm
自分の見識不足に恥じ入りたいですが、それでもなお美観的には許せない気分です。

残念ながら「ひこにゃん」には出演時間の都合で会えませんでした。

今回は土日ということで、高速代金が往復で2000円ということで、民主党政権の成果の一つを実感しました。

同時代のツーカー感に浸りながら、町おこしの功罪・ひとりよがり・譲れない美意識などを考えた陶酔人



同じカテゴリー(探訪・旅行・行楽)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
164:琵琶湖右岸(陶酔人)100529
    コメント(0)