540:「道の駅 花桃の里」の隣の「夢の架け橋」

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記事539の続編で、「道の駅 花桃の里」の隣の「夢の架け橋」について少し書きます。
 540:「道の駅 花桃の里」の隣の「夢の架け橋」
この写真は幻の国鉄未成線探訪と遠鉄最長路線バスの旅(浜松市)からの転載です。
天竜川の船明ダムの少し上流の「人・自転車専用の橋」です。

 540:「道の駅 花桃の里」の隣の「夢の架け橋」
いかにも人用の路面です。
 540:「道の駅 花桃の里」の隣の「夢の架け橋」
平成12年竣工と書いてありますので、6年前にできたんですね。
そこで、昔の心象風景が走馬灯のように浮かんできました。それは、陶酔人が若いころ天竜川に橋脚だけが残っている場所があって、その先にはトンネルが続いていているので鉄道か自動車道路ができると思っていました。それが10年以上経っても橋脚のままなので、不思議に思っていましたが、そのうち印象が風化してしまいまして、その後トンネルを利用してワインを貯蔵するといったNewsが流れはしましたが、迂闊にもそれがあの心象風景のトンネルのことだとは思い至らなかったのです。
 540:「道の駅 花桃の里」の隣の「夢の架け橋」
最初の写真と同じものですが、よくよく見ると橋脚の大きさに比べて橋の幅が不自然に小さいのが判別できるでしょうか?
 540:「道の駅 花桃の里」の隣の「夢の架け橋」
拡大しますと分かり易いでしょうか?鉄道用の橋脚を利用して「人・自転車用の橋」を作ったので、橋脚の幅が不自然に広いのです。
廃物利用としては面白いのですが、少し複雑な気持ちです。

そこで、図書館でいろいろ調べたのですが、中部天竜駅と天竜二俣駅を結ぶ構想の「佐久間線」が財政難から頓挫したことによる遺構なんだそうです。そういえばそんなNewsもあったことを少し思い出してきます。

下のリンクにもその辺の事情や写真が豊富に載っています。
 廃線探索(旧国鉄佐久間線)
 
 おがえもん廃線研究所


心象風景とドンピシャな写真はまだ見つかっていませんが、それと思しき写真を一つ見つけました。
 540:「道の駅 花桃の里」の隣の「夢の架け橋」
この写真は「飯田線ろまん 100年史」(新葉社)からの転載です。

それでもドンピシャな写真が欲しくて、仲間にいろいろ聞いています。これを読まれた方で「第二天竜川橋梁橋脚」または「第二天竜川橋脚」の写真をお持ちでしたら紹介いただけると幸いです。

天竜区役所に聞けばという示唆もいただき、探そうと思っている陶酔人



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