505:新宿末広亭裏の喫茶「楽屋」

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台風準備が終わりTVで台風情報を見ながら、数ケ月あたためていた新宿末広亭の裏の喫茶店「楽屋」を紹介します。

 505:新宿末広亭裏の喫茶「楽屋」
新宿の末広亭は若いころ何度か足を運んだのですが、今も風情は変わっていませんね。

その末広亭の裏に喫茶「楽屋」という店があり、その「楽屋」を紹介している本を手に入れて、行きたい思いばんばんで先般の東京行きのついでに訪ねました。
 505:新宿末広亭裏の喫茶「楽屋」
このどこに「楽屋」があるでしょうか?

 505:新宿末広亭裏の喫茶「楽屋」
この狭い入口がなんともいいじゃあありませんか。
 505:新宿末広亭裏の喫茶「楽屋」
 505:新宿末広亭裏の喫茶「楽屋」
創業昭和33年です。
末広亭との関連はここでは分かりません。

 505:新宿末広亭裏の喫茶「楽屋」
店の中ですが、手書きメニューがぶら下がっています。これは寄席文字橘右近の直筆だそうです。一部愛弟子の橘左近のものもあるようです。
 505:新宿末広亭裏の喫茶「楽屋」
 505:新宿末広亭裏の喫茶「楽屋」
橘左近が昭和63年に作った「東西落語家家系図」を以前レコード店からもらってずっと部屋に飾ってあります。

「楽屋」の紹介ブログも面白く読めます

落語はクラシック音楽のように噛めば噛むほど楽しめると思っている陶酔人

以下は例によって長々と書いていますので、興味のある方は下の「続きを読む」をクリックしてください。


その末広亭を作った人は、寄席そのものといった五代目柳亭左楽の長女の旦那の北村銀次郎。その北村銀次郎の長女石川光子さんを徹底して取材した石井徹也の「新宿末廣亭うら、喫茶「楽屋」」という本が発端です。戦前・戦中・戦後の混然とした当時の雰囲気が伝わってくる語り口はたまりません。そんな本を偶然見つけて虜になったのです。これは行かなきゃあいけないと。
店には石川光子さんはいなかったのですが、娘さんの敬子さんがおられました。雰囲気は光子さんの語り口を彷彿とさせる感じ満タンでした。
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コーヒーを飲みながらあちこち見まわしますと
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創業33年とあるこのところはどうやら「末広亭」につながるドアだったようです。その時は気が付かなかったのですが、帰って本を読みなおすとそうだと思われます。そうか、ドアと気づかず見ていたのか・・・
 505:新宿末広亭裏の喫茶「楽屋」
末広亭の手拭には創業70年と書いてありますので、昭和21年創業から計算するとどうやら去年作ったらしい。
 
 505:新宿末広亭裏の喫茶「楽屋」
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落語鏡(番付)もありました。円朝・志ん生などの名前がありますので、江戸時代の番付の再版もののようです。

おつきあいありがとうございました。



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