748:牧野富太郎 その4

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記事653記事691記事735と牧野富太郎について書いてきましたが、今回は5月10日にNHKで放送された「英雄たちの選択「夢の植物図鑑 牧野富太郎について書きます。

朝ドラでも「小学校中退ながら東大への出入りを許された」「(超高額の)顕微鏡を買った」とは紹介されていましたね。
番組で取り上げられた中で、「収集した植物は40万点・巨額の借金を公表して救済者を募った」が印象に強く残りました。

残念ながらNHKのHPからは写真が転載できませんので、ネット検索した写真を添付します。
 748:牧野富太郎 その4
この写真は「マリオな日常」からの転載です。
こんな格好で採集をしていたんですね。朝ドラそのものですね。

40万点ということは、40万点もの植物の違いを把握していたってことですね!凄い!凄すぎる!!
その反面「金銭感覚がない」ってことでバランスをとれているのでしょうか?その金銭感覚の無さが許容される環境があったということなのでしょう。
それでもさすがに「年収の70倍もの借金」はどうしようもなく、せっかく収集した「植物標本を売却しなければならない状況」になったようです。
その状況の打破のため「借金を新聞に公表して救済者を募る」ことをした。「日本の植物学のために助けてくれ」と。
さすがに当時(明治)の度量は深くお二人の救済者が現れた。なんとも豪儀なものですね。現代とは隔世感がありますね。

 748:牧野富太郎 その4
この写真は「日々いとおし・・・なマダム日記」からの転載です。
本が崩れて埋まりそうです。
「もともと本が好きなものですから、必要な本は置かぬといかぬ」とばかり本も可能な限り購入したようです。ますます親しみが湧きました。

「続きを読む」に番組で気に入ったキーワードを記しました。備忘録です。いつか書くことがあるかもしれません。


「植物採集以外はズボラだった」
「小学校中退とだけ紹介され、朝ドラのように通学する価値がないとは紹介されていなかった」
「しゃべんいったつ(漢字変換ができません)」
「江戸時代の植物学の権威ー植楽啓原 宇田川ようあん

「矢田部良吉~マキシモヴィッチ」
「テリゴヌム・ヤポニクム(和名:ヤマトグサ)」
「妻すえ」

「借金の帳簿」
「援助者 久原房之介、池長孟(はじめ)」
「94才の寿命」
「始末・才覚・算用」

  すっかり牧野富太郎が気に入っている陶酔人




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