585:”脱プラスティック”への挑戦

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記事582でグレタ・トゥーンベリさんの国連気候行動サミットでのスピーチのリンクを載せましたが、書いたことに自分自身が触発されて、録り貯めていたNHK録画見ました。
第1弾としては「”脱プラスティックへの挑戦~持続可能な地球をめざして”」について書きます。
下の2つの写真はNHKのHPからの引用です。
 585:”脱プラスティック”への挑戦
ウミガメが網に絡まれていますし、
 585:”脱プラスティック”への挑戦
海のゴミってこんなにすごいことになっているんですね。

以下の番組の紹介は部分的にNHKの記事を転載しています。

全体の構成は、
1部が、若きオランダ人の太平洋のプラスティックゴミを回収するプロジェクトの紹介
2部は、プラスティックの完全リサイクルを含めた循環型社会の最前線の紹介と先取りしている日本企業の紹介
です。

太平洋ゴミベルトという言葉があるんですね。
このベルトは「北アメリカと日本沖の近海」などから海流に沿って廃棄プラスティックが漂いマイクロプラスチックに変わっていくようです。
  585:”脱プラスティック”への挑戦
この図は毎日新聞からの転載です。

1部では、
オランダのNPOのCEOを務める若きボイヤン・スラットがこの太平洋のプロスティックゴミを回収するべく44億円もの資金をクラウドファンディングなどで集め、今ハワイの近くでプロジェクトが進んでいるのです!
 
さらにプラスチックが生態系の連鎖から人の体に取り込まれつつあると警告しつつ、長い年月を経て「温暖化の影響がCO2の25倍」もあるというメタン・エタンをうみだすと言うのです。

2部では、
EUが3月末、2021年から使い捨てのプラスチックの使用を禁止する法案を可決したことで、プラスティックの完全リサイクルを含めた「循環型社会」への移行が待ったなしで動いていて、サーマルリサイクルなどといって、プラスティックを燃してエネルギーを回収するのはまやかしだと論破しています。
 585:”脱プラスティック”への挑戦
これもNHKの写真です。
一番最初は化石燃料からプロスティックを作るのですが、それからはこのサークルを回していくことで「循環型社会」と呼ぶんですね。

そこに独自の技術で世界に売り込みをかける日本のベンチャー企業も紹介しています。その日本企業は、「日本環境設計」といいます。この会社は
汚れたペットボトルでさえ、分子レベルのプラスティックにリサイクルしてしまいます。中国が廃プロスティックを購入しなくなったことも材料獲得の好転材料だったようです。
 585:”脱プラスティック”への挑戦
この工場が九州にあります。
分子レベルにリサイクルが可能になったことで、化繊の洋服が完全リサイクルできるとして「BRING」なるプロジェクトをスタートして、不要になった化繊の洋服をリサイクルして販売までしています。
そういえば、イオンかユニクロか定かでありませんが「洋服回収BOX」なんてなもを見かけた記憶があります。それがこの「BRING」に集まるようなんです。
まさに環境とビジネスを合体した成功例だと思います。

以下は関連URL
”脱プラスティックへの挑戦~持続可能な地球をめざして”

ボイヤン・スラットの巨大な海洋プラごみ回収装置

日本環境設計(wiki)


映像を見るのが一番いいのですが、オンデマンドでしか見られないのですから、NHKのHPに頼るしかありませんね。

  次は「”脱炭素革命”の番組」を紹介する予定の陶酔人



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