584:名古屋城本丸御殿

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日本伝統工芸展の名古屋展を見てきたついでに、名古屋城本丸御殿を見てきました。

名古屋城に着きますと、耐震不足が明らかになった名古屋には現在入られません。残念ですが、その代わりに復元された「本丸御殿」が昨年公開され、入り口では待ち行列ができていました。
 584:名古屋城本丸御殿
この写真を含めて、以下の写真は本丸御殿のHP乃至は図録からの転用です。
天守閣の前に復元された本丸御殿ですが、こんなアングルは一般人には不可能ですね。

最初に目に飛び込んで来たのは、一之間の「竹林豹虎図」です。
 584:名古屋城本丸御殿
この写真は陶酔人の携帯写真です。素人っぽいですが、雰囲気は伝わったでしょうか?

 584:名古屋城本丸御殿
こちらは上洛殿の写真ですが、さすがプロの写真ですね。金襴豪華な復元にため息がでました。ただ金ぴかすぎるって感もあります。
 584:名古屋城本丸御殿
これは陶酔人の写真ですが左端の観客の賑わいが分かるでしょうか?

一体だれが復元したんだろうと思いながら見ていましたが、どこにもその表記はありません。帰宅して「図録」と公式HPを見ますと、障壁画の復元を「加藤純子」さんが引っぱったと書いてありました。建築の方は個人名・会社名は書いてありません。

加藤純子さんをネット検索しますと、加藤純子(復元模写画家)のwiki経歴
が見つかりました。
東京芸大を出て、古典模写製作の仕事にたずさわり、源氏物語絵巻の復元模写もされていたようです。今回はリーダーとしての仕事です。

一方で、元絵となる狩野派は探幽など著名ですが個人活動より、グループ活動が中心だったこともあり、かなりの数をこなすことができたということを知りました。

また、模写には「復元模写」と「古色模写(古色復元模写)」というものがあることも知りました。 「修復」とは違うのかまでは分かりませんでした。


以下に関連リンクを載せておきます。

本丸御殿の公式HP

名古屋城本丸御殿完成公開

名古屋城本丸御殿に行ってきた!10年の歳月をかけて復元した金ピカ御殿


『名古屋城本丸御殿』に行く前に知っておきたい予備知識


本丸御殿復元複写

愛知県立芸術大学文化財保存修復研究所

加藤純子(復元模写画家)のwiki経歴


 いろいろな職業があるんだなあと思う陶酔人



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