424:千年の一滴 だし しょうゆ 150528

カテゴリー │食事・食材

シネマ・イーラからの案内パンフを見て「千年の一滴 だし しょーゆ」を観てきました。
 424:千年の一滴 だし しょうゆ 150528
監督は柴田昌平さんです。

 424:千年の一滴 だし しょうゆ 150528
フランス料理の主人公はシェフ。しかし和食は・・・日本列島そのものが料理人だ。」のパンフも泣かせます。

世界無形文化遺産になった「和食」のきもは「だし」ですが、以前NHKの番組で取り上げられずっとウォッチしていましたら、この知らせパンフが届きましたので大いに期待をして観ました。
「だし」のとろみから映画は始まりまして、「だし」と「しょうゆ」の謎・1000年のニホンコウジカビを育成してきた職人の営みが丹念に描かれていました。
日本の気候に適したコウジを丹念に追及していく様は求道者の姿勢のようにも思えましたし、もはや数えるしかないコウジ配給元のきびしさは一子相伝であったり、コウジの育成のためには家を建て替えらえれなかったりなど予想を超えるものでした。

ただ、途中で記憶にある場面に遭遇します。妙だなあと思いつつもため息をつきながら100分の映画に見入っていました。

帰って来てTV録画をチェックしますと、なんと殆ど同じ映像です。しかも題名も「千年の味のミステリー」ですし、同じ監督です。
いろいろ調べますと、監督の柴田昌平さんはNHKに勤めていて独立して2013年に「千年の味のミステリーをTVリリースして、2014年に「千年の一滴 だし しょうゆ」を映画リリースをしていました。どうやら仏英独のスタッフとともに再編集した作品のようです。
プロダクション・エイシア ASIA Documentary Productions 公式ホームページにはその辺のいきさつか書かれていました。

TV映像の殆どを忘れていて、映画を見て大いに感動しているのですから自分のメモリーの少なさにあらためて驚きますが、この映画は自主上映が基本ですのでなかなか手に入らないでしょうから、TVの録画映像はお宝映像になりました。

6月5日までシネマ・イーラで上映されていますので、時間が合いましたらご覧になったらいかがでしょうか!

なお柴田昌平さんは、なんとあのドキュメント映画「ひめゆり」の監督でもあったのです。感動してブログにも監督名が明記されていました。そんなことも忘れていたのです。

柴田昌平さんのブログ

柴田昌平さんのインタビュー


忘れれば何度でも感動できると居直ろうとしている陶酔人



同じカテゴリー(食事・食材)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
424:千年の一滴 だし しょうゆ 150528
    コメント(0)