411:尾辻克彦(赤瀬川原平) 150120

カテゴリー │本・歴史・人物・・

「ブラタモリ」で見たと記憶しているのですが「尾辻克彦」なる人物を知りました。街角の不思議な風景を集めた本があるらしく、調べていくうちに、興味が増していきました。
 411:尾辻克彦(赤瀬川原平) 150120
こちらは、尾辻克彦作・赤瀬川原平イラストの「東京路上探検記」(新潮社)です。

「街は無料の博物館、陳列品は無尽蔵」といったキャッチコピーが装丁に書かれていますし、中古本を手に入れまして読むタイミングを計っています。今読まないのには少し理由があります。

ブラタモリを見て、面白い視点を持った人物だと思ったら、尾辻克彦は芥川賞作家だったのです。
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受賞作は「父が消えた」(河出文庫)です。まずこちらから読まなくてはならない。

さらに調べていきますと、彼は赤瀬川原平という名の前衛芸術家で過去に物議をかもしだした事件も起こしているようです。

ということで、彼は絶対にマイノリティだと思ったのですが、あにはからんや結構メジャーの人でした。
「老人力」(ちくま文庫)の著名でも有名な人なんですね。
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他にも建築家「藤森照信」とも交流が深い・・・

一番驚いたのは「外骨という人がいた」(ちくま文庫)という本を作っていたことです。
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記事353でも書きましたが、外骨とは「宮武外骨」のことです。
図書館の本でパラパラっとしたのですが、宮武外骨のことが微細に書かれている・・・
借りて読んでいるわけにはいかない。じっくり読まなくてはいけない。

というわけで読む順番を検討中ということなのです。

その検討中に当の赤瀬川原平が、年末に亡くなっていた!

ちょっと戸惑っている陶酔人



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