204:東京その1:テオ・ヤンセン展(陶酔人)110205

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所用で東京にでかけたついでに、立ち寄った「テオ・ヤンセン展」を紹介します。誘われて気乗りのしないままでかけたのですが、その作品群に圧倒され(!)今でも脳裏に焼きついて離れません。
彼は彫刻家兼物理学者で、「風を食べて歩くビーチアニマル」の製作者で超(?)有名で、20年以上も開発をし続けているようです。いや、開発と言うより増殖という方が似合っているかもです。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3

まずはYouTubeでのこの動画をごらんください。
 http://www.youtube.com/watch?v=Y2KkGFuRLew&NR=1
なんとも奇妙な象さんの模型のようですね。
次にこのシュミレーションの動画もごらんください。
 http://www.youtube.com/watch?v=CufN43By79s&feature=related
風車を利用したモデルです。
 http://www.youtube.com/watch?v=9smvH9mtiRI&feature=related
これはその発展系の風を取り入れで自走するモデルです。
 http://www.youtube.com/watch?v=Y-EUtc3RJd0&feature=related
なんとも奇妙ですが、実物を目の当たりにしますと大変です。
このリンクはBMWのCMの一環で「テオ・ヤンセン」を紹介した時の映像のようで、観衆の度肝を抜いたようなのです。
 http://www.youtube.com/watch?v=b694exl_oZo&feature=related

うまく伝えられませんが、今度はMy写真で紹介します。
当日会場の日本科学未来館は開場前からこんなに混んでいます。
 204:東京その1:テオ・ヤンセン展(陶酔人)110205
これが風力で動くモデルです。これが会場で動いたのです!
 204:東京その1:テオ・ヤンセン展(陶酔人)110205
これがそのスケッチの一部です。ダ・ヴィンチのスケッチを連想したと言ったら言いすぎでしょうか?
 204:東京その1:テオ・ヤンセン展(陶酔人)110205
この展示は昨年の12月9日からやっていて、2月の14日までやっています。是非チャンスがあれば行かれることをお勧めします。なんとも不思議な体験ができること請け合いです!
会場の日本科学未来館のホームページです。
 http://www.miraikan.jst.go.jp/

かなり感動しながらも、もう一つ感動したことを「東京その2」で書くことを予告する陶酔人

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日本科学未来館の常設展示はasimoがあったり遺伝子の紹介があったりして科学の一端を子供も楽しめるように工夫されている。ただ大人が楽しめるかというと首を傾げざるを得ない。未来科学全般の紹介なので仕方ない面も理解できるが、テーマが散漫すぎる。たぶん入れ替えもしないで毎度同じものを展示しているのではないかと想像した。プラネタリウムに到っては、説明も無くピンボケ写真を長々見せているだけだったのにはなにおかいわんやだった。そのかわり説明員は溢れるほどいた。
建物は大きく、空間は余裕たっぷりで、常設展示だけなら600円でゆったりできるが、そのお金はどこから出ているのかと思わずにはいられなかった。
日本科学未来館は蓮舫大臣の事業仕分けでの突っ込まれた映像が記憶に新しい。館長の毛利衛さんが予算削減を必死でしのごうとしたが、突っ込まれるのも仕方ない運営と思えた。毛利さんかプラネタリウムは見ていないに違いない。
経営母体は、「産業科学振興機構」という独法だ。
 http://www.jst.go.jp/pr/intro/kihukin.html
隣は同じく独法の「産業総合研究所」だ。http://www.aist.go.jp/aist_j/information/index.html

散々特別展示のテオ・ヤンセンに感動して何を言ってるのと言われるのを覚悟の上で、独法は場所も金も余っていると思わずにいられなかった陶酔人



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