647:ひだか和紙-透ける名刺

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少し前(2月ごろ)になりますが、NHKの「サラメシ」のコーナーで、ひだか和紙の紹介がありました。
 647:ひだか和紙-透ける名刺
 ↑ 上の写真を含め、以下は「ひだか和紙のHP」からの転載です。

写真でも手の上に和紙があることを見逃しそうです。

お弁当ハンターこと写真家の阿部了氏が四国の日高村の「ひだか和紙」を訪れて従業員の昼ご飯を取材していました。毎回会社の業務紹介もしていまして、“カゲロウの羽”とも称される土佐典具帖紙は世界一薄い紙なんだそうで文化財修復に使われているようです。和紙の厚みはわずか 0.02ミリなんだそうです。紙幣は0.1ミリでブーブー紙ことパラフィン紙(=グラシン紙)が0.03ミリですから、いかに薄いか分かりますね。
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 ↑上の写真では、古文書の修復をしています
古文書の修復の映像も見られます。この映像はなかなか面白く是非クリックしてみてください。

また楮和紙ができるまでを紹介してくれたり、情報が満載です。
 647:ひだか和紙-透ける名刺
 647:ひだか和紙-透ける名刺

抄紙機なる機械の存在も知りましたし、なにより和紙制作の心意気に圧倒されました。

最後に透ける名刺の紹介がありました。
 647:ひだか和紙-透ける名刺
これはお宝名刺ですね。欲しいものだと思いましたが、1枚1,100円で100枚単位での注文といういことでそれは叶いそうにありません。

それでも購入したい方は、
HPのひだか和紙の商品はどこで買えますかには、小津和紙が紹介されていまして、1653年(承応2年)創業の和紙専門店なんだそうです。
他にも紙の温度株式会社 でも販売しているようです。
なにかいかにも日本工芸面目躍如の感ありありでした。

 殺伐とした日本になりつつある現状、こういった一本気のあるメーカーの存在にほっとする陶酔人



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