159:灰汁情報 (陶酔人)100502

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記事158:「大江戸番付づくし」で陶芸と関連があるものを見つけました。「所帯道具の番付」です。
 159:灰汁情報 (陶酔人)100502  ←左の写真をクリックしますと伸縮自在です。

見えにくいかもしれませんので、赤〇部分を拡大します。
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中央「行司」のところに「あくぬき」と書いてあります。説明では、江戸時代の人たちは、カマドの灰を桶に入れて、水を足して灰汁を作っていて、それを洗濯用として使っていたようなのです。ですので「あくおけ(灰汁桶)」が大事な所帯道具だったんですね。考えてみればこのごろはやりの重曹は炭酸水素ナトリウムですのでアルカリ性で、当然水溶液はぬるぬるします。
つまり、記事158で紹介していた「陶芸で灰汁抜きして捨てていたアルカリ水」は江戸時代の洗剤だったってわけです!普段に見慣れているものにもいろいろな先人の知恵があるものですね。

先人の知恵というものは、理論・理屈を超越しているもんだとあらためて感心する陶酔人



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