160:箱根寄木細工の秘密箱(陶酔人)100507

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箱根の寄木細工のうちで「秘密箱」ってものがありまして、以前気に入って丸山物産から購入したものを紹介します。http://www.hakonemaruyama.co.jp/japanese-puzzle-boxes.htm
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12回の箱にほどこされている「仕掛け」を解除しないと箱が開かないようになっています。知人に紹介しようと久しぶりにトライしたのですが開かなくて弱りました。開け方は以前丁寧に中にしまったのです。くやしいので1時間奮闘をしましてなんとか開けました。せっかくなのでしかけの一部を紹介します。
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かすかなスリットを左右へ上下にずらします。
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今度は後ろ側をトライします。
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苦労して開けたんですが、解答は入ってなく紛失してしまったようです。とほほ。

「仕掛け」の中には125回ってのもあるそうなんです。驚きです!

ネット検索をしていましたら、こんなブログも見つけました。「亀井明夫のからくり箱」というようです。これがなんともマニヤックなんですね。亀井明夫さんのからくり箱は丸山物産でも売っているようです。
 http://www.karakuri.gr.jp/karakuri-j.htm#door

日本人は器用なんだとまたまた感心する陶酔人



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この記事へのコメント
「判じ絵」といい、日本人は知恵と遊び心のあるものが本当に好きですね。
「知恵の輪」も江戸時代にはすでにあったようで、春信なき後に活躍した磯田湖龍斎の錦絵に描かれたものを一図知っています。
Posted by 黒猫の究美 at 2010年09月09日 09:04
円周率・発電企器・上水道・天文学・・
まさに江戸時代は文化の花が咲いていましたね。
なにより、寺子屋などで身分を越えて勉強していたってんですからなかなか進んでいたんですね!
それを明治が粉砕したのかも?
Posted by 陶酔人 at 2010年09月09日 20:01
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