158:「大江戸番付づくし」(陶酔人)100430

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杉浦日向子さんの男性版(弟子?)ともいうべき石川英輔さんの「大江戸番付づくし」を紹介します。相撲の番付を模して江戸で大人気だった「番付かわら版」を網羅してあります。なんともユーモア満載なんですね。
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 実業之日本社

まずは、人気職人比べです。東の大関が大工、西の大関が刀鍛冶です。
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次は、名刀比べです。西の関脇は「20両 陸奥守包保」です。この刀鍛冶の陸奥守包保は左利きだったのか、銘がダビンチのように左右逆なんですねえ!中央最下段の差添に「虎徹」とありますが、これは多分幕末に近藤勇が持っていた刀ではないでしょうか?黄色マーカーで塗ってあります。
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「うそ比べ」「いらないもの」「みにくいもの」・・と次々に面白いものがありますが、ブログでは字が判読しにくのが残念です。「酒飲み比べ」を最期に紹介します。なんと東の大関は3升飲んだらしいくて、あだ名は「如鯨」です。
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このかわら版を見たのが庶民ですから、なんとも心の豊かな時代だったんですねえ!

ますます江戸時代にはまっていく陶酔人





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