815:91回日本伝統工芸展を見てきました
第71回日本伝統工芸展を見に
日本橋三越に行ってきました。
火曜日ですが見学客でいっぱいでした。
今年も撮影禁止のマークがある作品以外は原則カメラOKです。
以下は図録からの転載です。
表紙は日本工芸会総裁賞の
原智さんの「鐵地象嵌花器」です。
鋳鉄に銀線で象嵌してあります。緻密さにため息がでました。
陶酔人の今回の一押しは、
野中拓さんの「天目掛け流し紋壺」です。
基本は天目釉のようですが、銀化と思われる仕上がりに目を奪われました。
日本工芸会保持者賞の
井戸川豊さんの「銀泥彩磁鬼灯文鉢」です。
得意な「鬼灯(ほおずき)」をあしらった模様がたまりませんでした。
次は
石塚操さんの「茜彩筋花器」です。
昨年からこの「茜色」をトライしているようです。素敵な色合いですね。
次は、諸工芸の紹介ですが、
山本茜さんの「截金硝子器「翔びたつ銀杏」」です。
山本茜さんは、
記事395と
記事544と紹介してきましたが、今回も硝子細工と截金とを融合させた作品です。いつまでも見ていたい作品です。
最後は、人形の
堀部信子さんの「木芯桐塑紙貼「冬ごもり」」です。
ほのぼのとした顔に見入っていました。
ちょっと前の記事を見返して見ますと、
記事721でも
記事702(こちらは第53回東海伝統工芸展)でも紹介していました。
あたらめて個人の嗜好は同じなんだなと思った次第です。
第71回日本伝統工芸展の全作品写真
展示場で実物を見るのが一番ですが、そうもいかない方は上のリンクを是非クリックしてみてください。546作品(陶芸は192点)全てが見られます。
東京会場は23日まででして、来年2月までかけて各地で展示されます。
会場と日程
今年もじっくりしっかりと目に焼き付けてきた陶酔人
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