673:「第68回日本伝統工芸展」に行ってきました

カテゴリー │陶芸

東京に出かけることをだいぶんと迷いましたが、今年のトライとして東京会場でのみ作品の写真が撮れることになったこともあり、
家から二重マスクをして、東京駅から歩いて日本橋三越に行き、「第68回日本伝統工芸展」会場で3時間全作品を見てきました。特に陶芸作品は屋上庭園で休憩しながら4回どおり見てきました。

会場につきますといきなり陶酔人の作品が目に飛び込んできました。
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これはデジカメ写真ですが、下は図録の写真です。
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これを含めてほぼ図録からの転載です。

14年間ここに展示されるのを夢見て作陶してきただけに感慨ひとしおでした。
記念のことなので、係の人に頼んで写真を撮ってもらいました。この時だけは5秒間マスクを取りました。
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一息ついて、会場を回りました。
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会場では「マスクをしているか、間隔をあけているか」と10数名ほどの警備の方が見回っていました。
 
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日本工芸会会長賞の羽石修二さんの窯変筒花器です。陶器の温かみ・炎の力を感じますね。
 
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日本工芸会奨励賞の林恭助さんの「耀変流行彩深鉢」です。
うっとりするフォルム、耀変具合にしびれています。

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中田博士さんの「真珠光彩壺」です。毎年しびれています。

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内田和秀さんの「縹繧幾何紋広口花器」です。なんとも不思議なフォルムです。展示の関係で残念ながら内側がみられません。どうなっているのでしょうか?

2通り見たところで、休憩方々屋上庭園に行きました。
 673:「第68回日本伝統工芸展」に行ってきました
 673:「第68回日本伝統工芸展」に行ってきました
これが屋上庭園とはおもえないほどの規模でした。さすが日本橋三越です。
いままで何度か日本伝統工芸展を見てきましたが、屋上庭園には気づかなかったと思ったら、そのはずで2019年の5月にオープンしたそうです。

陶芸以外の作品の紹介です。
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この人形は高松記念賞の高田和司さんの本芯桐塑和紙貼「蒼天」です。鷹匠が鷹を見つめる構図であること、高田和司さんは「仏師」でもあることも書かれていて感慨深いものがあります。

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この作品は、松本高次さんの欅拭漆花器「浮漂」です。会場で見たものとこの図録の写真は異なるように感じたのは、陶酔人のカメラでは下のように見えたからです。
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見る角度でこんなにも違うんですね。
皆さんも感じているとは思いますが、やっぱ本物ですね。写真の技術も素晴らしいのですが、本物には敵わない。

それでも感動も記憶も徐々に減退していく。図録はそれを補完してくれる存在ですね。

以下各リンクを貼っておきます。

 陶酔人の作品
今回を除き、他は東海伝統工芸展の入選作です。

 全入選作品

 今後の展示会場
東京会場は9月27日まで開催されています。次の名古屋展示は9月29日~10月4日です。以下全国を回ります。

おまけ情報ですが、第68回日本伝統工芸展の紹介映像NHKのEテレで流れます。入賞作品の作品と作風が紹介されますはずです。放送時間は9月26日(日)9:00AM(再放送は多分週間後の夜)です。当たり前ですが陶酔人の作品は紹介されません。
 日美の紹介

    多少舞い上がっている陶酔人




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