565:東京 2 The 備前-土と炎から生まれる造形美(東京国立近代美術館工芸館)

カテゴリー │陶芸

記事563で小原古邨の展示を見に行った際に、せっかくですので東京国立近代美術館工芸館での「The 備前-土と炎から生まれる造形美」の展示を見てきました。少し前の出来事ですが「東京 2」として投稿します。桃山時代の茶陶~現代までの備前を網羅した150点ほどの展示でした。
 565:東京 2 The 備前-土と炎から生まれる造形美(東京国立近代美術館工芸館)
上の写真はパンフレットです。
以下の写真・資料はすべて図録からの転載です。
 565:東京 2 The 備前-土と炎から生まれる造形美(東京国立近代美術館工芸館)
まずは、桃山酒器 「徳利 銘 トシワスレ」です。少し傾いた(ように見える?)形・さんぎり・石はぜ具合がいいですね。
 565:東京 2 The 備前-土と炎から生まれる造形美(東京国立近代美術館工芸館)
続いては、「備前焼中興の祖」と言われ、備前として初めて人間国宝に認定された金重陶陽氏の「耳付水指」です。備前の代名詞の風格ですね。
 565:東京 2 The 備前-土と炎から生まれる造形美(東京国立近代美術館工芸館)
これはやはり人間国宝に認定された山本陶秀氏の「伊部手花入」です。なんとも気品がありますね。「ろくろ名人」とも「茶陶の陶秀」とも言われました。
 565:東京 2 The 備前-土と炎から生まれる造形美(東京国立近代美術館工芸館)
現在の備前の人間国宝の伊勢崎淳氏の「風雪」です。圧倒的な力強さでした。
 565:東京 2 The 備前-土と炎から生まれる造形美(東京国立近代美術館工芸館)
人気の隠崎隆一氏の「混淆花器」です。2種類の土の混然一体になった風情がたまりませんでした。

東京国立近代美術館工芸館での展示は5月6日に終わりますが、巡回展ですので、順次以下の場所で開催されます。
 益子陶芸美術館 2019年5月14日(火)〜6月30日(日)
 山口県立萩美術館・浦上記念館 2019年7月13日(土)〜9月1日(日)
 MIHO MUSEUM(滋賀) 2019年9月14日(土)〜12月15日(日)
 兵庫陶芸美術館 2020年3月7日(土)〜5月24日(日)
 岡山県立美術館 2020年6月5日(金)〜7月12日(日)
 愛知県陶磁美術館 2020年8月8日(土)〜9月27日(日)

詳しくは下のリンクをご覧ください。
http://katycom.info/museum/the-備前-土と炎から生まれる造形美/

  説得力がある作品群に魅せられた陶酔人



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