518:ゲヴァントハウス弦四のラズモフスキー

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とうとう、ベートーベンの弦四7番のラズモフスキー第一番の「生」を聞けました。しかもゲヴァントハウス四重奏団の演奏です。
 518:ゲヴァントハウス弦四のラズモフスキー
 518:ゲヴァントハウス弦四のラズモフスキー
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演奏曲は
 1:モーツァルト : 弦楽四重奏曲 第21番 ニ長調 K.575「プロシャ王第1番」
 2:シューベルト : 弦楽四重奏曲 第12番 ハ短調 D.703《四重奏断章》
 3:ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
でした。

いきなり音の響き・4人の掛け合いの妙にしびれました。ひょっとすると、弦楽四重奏曲を生で聞くには初めてだったのかもしれません。
弦楽四重奏曲は、勝手に「第一ヴァイオリンが中心の曲」と思い違いをしていたことにも気づかされました。なかでもチェロは地味だと思っていたのですが、あにはからんや、主役級でした。

CDで聞いているだけですと、全体を一つのものとして聞いているのですが、演奏会では四つのパートがつぶさに見られて、複雑に曲が構成されていることにあらためて感じ入ったわけです。

第二ヴァイオリンの演奏が多少気になりましたが、全体としては感動しきりでした。

会場の浜松アクトシティ中ホールは、チェロの音が響きにくい・・
ゲヴァントハウス弦楽四重奏団はもう少し小さいホールが得意・・
などといったこをを小耳にはさみましたが、そんなことは陶酔人の耳では分かりません。

ゲヴァントハウス弦楽四重奏団のベートーベンのCDボックスは1996年~2003年に録音されたもので、奏者は、ヴィオラとチェロが違っていました。このボックスの中で、第7番~16番までを本コンサートの予習として2ケ月前から聞き入っていました。晩年の求道的な曲もいいのですが、やはりラズモフスキーの3曲が一番好きなのです。

生で聞けたことにしびれている陶酔人



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