247:バンシュの祭り(陶酔人)111112

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NHKのBSプレミアムでごらんになった人も多かろうと思うのですが、「祭~夢をつなぐ仮面」と題したデンマークのバンシュの祭りを紹介します。装束が「ジル」というらしいのですが、それがとてつもなく変わっています。
 247:バンシュの祭り(陶酔人)111112
 247:バンシュの祭り(陶酔人)111112
なんとYou-Tubeでも載っていました。http://www.youtube.com/watch?v=4TW4QGrsZrU

この放送に感動したのは、年収の90%をも使って参加する人々の熱意と厳格なる参加資格です。
一家5人で年400万円もの金を使って、藁で膨らませた衣装をまとい、仮面を付け、木靴を履き、16時間街を歩き回る。シャンペンを朝から夜まで飲み続け、一家族当たり約50本ものシャンペン(シャンパーニュ地方への特注)を3日で消費する。
市民は年収の90%を消費しても参加することに意欲を持つのですが、厳格な参加資格は 1:10年以上バンシュに住む 2:家族がジル(経験者)である 3:16時間歩き続けられる体力がある というのですから、徹底しています。さらに掟として装束・仮面などの決め事を一度でもやぶると二度と参加できないらしいのです。

その徹底振りに驚かされます。一方でそれだけ入れ込んだ祭りを毎年維持する民衆の力がすごいですね。その主役の歩き回る人達(総合してジルと呼称)は800人ほどだそうです。
3万2人の人口ですので、女性・体力が続かない子供/老人・移住した人々を引くと対象はざっと1万人ぐらいでしょうか?その中の800人ですから、すべての人たちが参加できるわけではありません。体力・財力も必要としますからね。それでも800人の参加+鳴り物での参加・子供の参加・交通整理・準備部隊などで、どうしても街をあげての祭りということなんだろうと思います。
なんとも平和といえば平和なんですが、起源はペストが流行をして金持ちが街を捨てて残った市民だけが取り残され、団結して復興をしてきたという意味合いがあるようなのです。ですので、個が目立たないように衣装・仮面・木靴はすべて同一のもの。個を捨て街全体で一つのジルという形態を表現するようです。平等・協同という言葉がふさわしい祭りで感動しきりでした。

デンマークの地図を載せておきます。
 247:バンシュの祭り(陶酔人)111112
地図はこちらのブログから引用しました。 http://www.accu.or.jp/masterpiece/masterpiece.php?id=39&lg=jp

再放送にたまたま出会えたことに感動する陶酔人



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