482:手塚治虫 その1 「ルードウィヒ・B」

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NHKの「らららクラシック」の影響で手塚治虫「ルードウィヒ・B」講談社を読んでしまいました。
 482:手塚治虫 その1 「ルードウィヒ・B」
手塚治虫のキャラ自身はあまり好きでないので、漫画好きなれど避けてきたのですが、主人公がベートーベンということでついつい読みだしてしまったら読了するまで終りませんでした。
この作品は手塚治虫の遺作ということで未完です。未完ながらドラマチックな進行にはまりにはまってしまったのです。
 482:手塚治虫 その1 「ルードウィヒ・B」

ベートーベンの耳が悪化したのは父親がスパルタで殴ったからと思いこんでいましたが、原因はいろいろ推察されているようです。
手塚治虫はもう一人の主人公フランツの誤解から殴られたことだという設定で話を進めています。物語はベートーベンとフランツの二人の関係を中心に進んでいきます。物語の常套手段とはいえ、実にうまい設定です。
ワルトシュタイン伯爵は後援者の一人となり最新のピアノをプレゼントした・・などの記述も興味深かったです。

この「ルードウィヒ・B」に影響を受けて、手塚治虫の長編の「ブッダ」を読むしかない気持ちになってきました。

後日「手塚治虫 その2」を書くことになるだろう陶酔人



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