337:大阪瓦版(その2):浚渫工事 130607

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いまだに大阪の瓦版を引きずっています。この瓦版は、江戸時代の大阪の「川の浚渫工事」を示す瓦版です。
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土砂が堆積して、堀川の運行が困難になるので、その堆積物を取り除く工事である川浚(かわざらえ)が行われていたようです。

下の瓦版は半ばお祭化した川浚の行事で各町ごとに法被・幟をそろえた図柄です。
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題名の砂運(砂持ち)は川浚のことのようです。

なんだが、浜松祭りと似ていますね。どこでも人間の発想は同じってことかもしれません。
その浚渫工事の土砂を積み上げたのが人口の山の目印山(天保山)なんだそうです。
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標高4.53mと書いてありますね!ウィキペディアには、・・・地元有志による山岳会が存在して、登山後の希望者に対し登山証明書を有料で発行しているようです。山岳救助隊も結成されているが、2008年(平成20年)4月現在、救難要請は一度も出ていない・・・。
なんとも粋な表記ではありませんか!

真面目にふざけるのが大好きな陶酔人

以下は、ついでに調べた浚渫工事の関連記事です。興味のある方は「続きを読む」をクリックしてください。
といいますか、下記を書きたいために本記事を取り上げたのですが・・・

港湾や河口でこんな船を見かけるのですが、なんなんだろうなあと思っていました。
 337:大阪瓦版(その2):浚渫工事 130607
 337:大阪瓦版(その2):浚渫工事 130607

これらは川の堆積物を取り除く浚渫船らしいです。
 浚渫船のリンク
なるほど。
その浚渫船を束ねる浚渫作業船協会ってのがあるんですね。
 浚渫作業船協会のリンク 
 浚渫作業船協会の紹介のリンク
この辺までは理解できますが、
どうやら会費があって、一種から五種までの会員があるようです。少しずつ金がらみになってきます。
 一種~五種会員~関連官庁のリンク

独法の港湾空港技術研究所ってのもありました!
 独法(港湾空港技術研究所)のリンク 
 独法の組織と概要のリンク  

日本埋立浚渫協会というのもありました。
 日本埋立浚渫協会のリンク 

まだまだあるんでしょうねえ・・・

江戸時代に競って川浚をしている心意気の方に感情移入してしまう陶酔人



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