陶酔人の窯

久しぶりに日々の営みを記すこととします。
陶芸を始めて１４年になりますが、電動ろくろを正式の教わったことはなく、我流でやってきました。最近大物を作るようになって、我流の限界を感じていましたす。ふとしたころから電動ろくろを教えてくれる先生を紹介され月初めから週一回のペースで教えてもらっています。
先生は、いわば職人気質で、なんと８３歳のご高齢です。背筋はぴっと伸びていて、好奇心は人一倍旺盛。茶碗を作るために茶道を学んだり、釉薬の研究に没頭したり・・その年齢でさらなる向上心を持っていることに脱帽。

電動ろくろはそこそこできていると思っていたのですが、我流であることを思い知らされています。我流でも作品はできるんですね。で、５００ｇの粘土で同じ径・同じ高さのものをそろえて作る勉強をしてますがなかなかそれが揃いません。ちなみに現在の実力の低さを載せておきます。
　
学ぶことは年齢に関係ないのですね。年齢を重ねたからこそできることもありますし、気付いた時が「Now The Time」なんですね。今気付いたことに感謝です。

震災はいまなお進行形ですし、復興の道筋も見えません。それでも明日は必ず来ると念じながら、日々の営みの中で一から始めることの戸惑いと意志・意欲を記す陶酔人