23:レコードのCD化 その2 (陶酔人) 080804

カテゴリー │音楽

レコードのCD化その2の紹介です。

クラシックの隠れベストセラーともいうべき「人間の声の栄光????」です。某石油会社社長婦人だったジェンキンスさんの貴重な記録です。高校生の時、音楽の先生が授業で聞かせてくれたものを、後年レコードを見つけて手に入れて、聞くなりぶったまげました。解説を読むと「垂涎」の解説ともいうべき表記(珍文)で、この解説を読むだけでも購入する価値ありです。
だまされたと思って、購入するといいかも。(だまされたとおこっちゃいけませんよ!)先日CD化されているのを見つけました。
かのカーネギーホールを満員にしたという、しかもRCAレコードが「Red Seal」で発売したといういわく付き。
23:レコードのCD化 その2 (陶酔人) 080804

次は、「生活向上委員会」という抱腹絶倒・奇妙奇天烈のパーフォーマンスグループのレコードです。レコードは二枚だけ出ています。
レコードよりライブの方が数段度肝を抜く演奏でした。昔、浜松木戸町にあった「キッドハウス」でのライブはパフォーマンスJazzの極めとも言うべき演奏でした。その後でグランドホテルでもライブがあったのですが、グランドホテルということでちょっとマイルドになっていました。リーダーの梅津和時のAlt Saxを筆頭に演奏が素晴らしいと感動するか、おちゃらけ演奏だといって怒るか評価が分かれます。
23:レコードのCD化 その2 (陶酔人) 080804

Alt Saxとなれば、ナベサダの「チャーリー・パーカーに捧ぐ」の演奏は何回聞いても泣けますね。なかなか全曲素晴らしいってアルバムって無いと思うのですが、これはなかなか無いアルバムです。
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Saxとなれば、コルトレーンの「A Love Supremu(至上の愛)」ですねえ!
クラシックの交響曲のように第4楽章まである長編演奏で、レコードが擦り減るほど聞きましたねえ。
この後コルトレーンはフリーに突っ込んじまってついていけなくなっちまった。
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そうそう、CDなんですが、「運命一本勝負」も紹介します。運命の第1楽章を手を変え品を変え演奏バトルしています。こういうアルバムがあるってえのがいいですねえ。特に5曲目のガス・ハウス・ギャングのアカペラは絶品です。ブック・オフでBGMでかかっていたのをインターネット検索をしたら見つけられました。こういう出会いってうれしい。
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生活向上委員会ではないですが、レコード・CDは所詮コンサート・ライブに叶わないのですが、すべてのライブに行くわけにもいかず、レコード・CDを楽しんでいます。
もっとも、コンサート・ライブを否定してレコードのみをしかも切り刻んで録音していたグレン・グールドって天才(奇人)もいますが、この人だけは別格ですかね。バッハでJazzやってんのかってな演奏で、たまらない。ま、いわばグールド中毒って感じですかね。かの吉田秀和御大が絶賛推薦しているのも不思議な取り合わせで興味深いですしねえ。カザルスがバッハの無伴奏チェロ組曲を見つけ出したように、グレン・グールドがゴールドベルグ変奏曲をメジャーにしたようですね。
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陶酔人








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