624:毒草大百科

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記事621で書いたランタナが心配になり図書館で「毒草大百科」(データハウス 奥井真司)を借りました。以下の写真は本からの転載です。
 624:毒草大百科
内容は薬用もしっかりと書いてあるのですが、有毒成分を提示して使い方への注意喚起をしています。
 1:「人を死に至らしめる植物」
 2:「人を狂わせる植物」
 3:「人を苦しめる植物」
 4:「個性的な毒を持つ植物」

1:「人を死に至らしめる植物」では、「ドクニンジン」なんぞは読むからにやばそうですし有名な「トリカブト」も当然入っています。一方で「ヒガンバナ」や「アンズ」「ウメ」なども入っていまして、ちょっとびっくりです。「アオウメは食べるべからず」と先人は言っていたようですが、現代人にはあまり伝わっていませんね。

2:「人を狂わせる植物」には、「ケシ」「タバコ」が入っているのは分かりますが、「コーヒーノキ」なども入っていまして、習慣性のものが多いでしょうか。

3:「人を苦しめる植物」には、「スズラン」「スイセン」「「イチョウ」「ナンテン」などが入っています。「スズラン」の根はかなりやばいようですし、「スイセン」の葉はニラに似ていますのでご用心ですし、球根は「スズラン」同様にかなりやばいようです。
 624:毒草大百科
 624:毒草大百科
 ↑上の写真をクリックすると拡大します

説明書きのどくろマークがしびれますね。

4:「個性的な毒を持つ植物」にやっと「ランタナ」が入ってきます。未熟な果実を食べるとひどい腹痛をおこすということですが、致死的な毒ではないと書かれています。他にも、「アサガオ」「ホオズキ」「ワラビ」などが書いてあり驚いています。
 624:毒草大百科

さて、それではこの本はなんのために書かれたのでしょうか?前書きにも後書きにも何も書かれていません。「毒草の世界は楽しさと不思議さであふれている」とだけ書いてあります。

効果がないことの表現に「毒にも薬にもならない」という言葉がありますが、使い方一つで「毒にも薬にもなる」のですから、しっかりこの本で知識を得て使用されたしと言いたかったのかしら?

というわけで、「ランタナ」はそのままの状態で様子を見ることにしました。

  本にはいっぱい楽しみがあるとつくづく思う陶酔人





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