569:東北 その1 (花巻)

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とうとう宮沢賢治ゆかりの地の花巻に行ってきました。
 569:東北 その1 (花巻)
改札口でのお出迎え文言「花巻さよぐおでったなっす」にいきなり感動です。

いままで宮沢賢治の文体にはなんどもなんども挑んだのですが読了した経験がないので挫折感を味わってきました。
それでもかもしだす雰囲気にはたまらないあこがれをもっていました。
それからイーハトーブという意味を現地で会得したいと思い続けてきたのです。
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宮沢賢治記念館胡四王山のてっぺんにあります。
 
麓から頂上までバスもありますが、階段を登った方が風情があります。
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階段は367段ありまして、「雨ニモマケズ」の一文字ずつが書かれています。全文字数プラスアルファの階段の数でした。一文字ずつモロ読みながらいくと階段を踏み間違えそうになります。
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いよいよ宮沢賢治記念館の入口です。

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 上と下の2枚の写真は宮沢賢治記念館のパンフからの転載です。
館内では宮沢賢治の全体像が分かるように実物・写真・パネルが並んでいます。全部を見たら1日では足りないでしょう。

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宮沢賢治が愛用したチェロの実物がありました。ゴーシュは自分自身がモデルだったのかもしれません。

宮沢賢治はエスペラントを習ったとの表記もありまして、ならば宮沢賢治の不思議なネーミングのイーハトーブ、カムパネルラなどの表現はエスペラントを模したものではないかと推測したのです。
その推測をしたことで当初の目的の半分が果たせたと自分勝手に納得しました。

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館内では、「「銀河鉄道の夜」の原稿のすべて」という本が売られていて、即手に入れました。ほぼメモに近い原稿で何度も何度も書き直したり、書き加えられたりしてありました。

当然ながら館内の全ての資料をみること叶わずに「次回また来る理由ができた」と言い訳しつつ記念館を離れました。

記念館の横には、
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「注文の多い料理店」なんぞがありましたが、着物は脱がすに飲食できました。
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 売店では賢治の死後見つかった「雨ニモマケズ」の原稿の複製がありました。

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記念館のふもとの宮沢賢治童話村には、なんともかわいい宮沢賢治の「豆本」がありまして買わないわけにはまいりませんでしたが、当然ながらこんなにちいさいのですから読めません。でもなんかうれしい。

 次は、遠野を書く予定の陶酔人





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