92:遅読のすすめ(陶酔人)090605

カテゴリー │本・歴史・人物・・

「遅読のすすめ」山村修著 新潮社 を紹介します。

速読・多読がもてはやされる中で、偶然図書館でこの本が目に留まりました。早速借りて読み出すと停まらなくなりそのまま読了しました。
 92:遅読のすすめ(陶酔人)090605

文中のこんな文章に惹かれました。これこれって感じです。
「・・これまで本からなにがしかの感動を手にするときというのは、
ただでさえ読み方の遅い私が、さらにゆっくりと読んでいる・・・」

あとがきのこの文章もいいですねえ!
「・・ブドウのみずみずしい味わいは、食べかた一つにかかっている。
同じように読みかた一つで本そのものがかわる。快楽的にかわる。
この本ではとくのそのことを書きたかった。」

図書館で借りて、手に入れたくなったんですが、なんと絶版だったのです。
で、中古本をネット購入して手に入れました。うれしい!

片方聞いて沙汰するなと、昨年のNHKドラマ「篤姫」で宮崎あおいが言ってましたので、
同時に「本がいままでの10倍早く読める法」栗田昌裕著 三笠書房
も読んだのですが、こちら側は途中で挫折しました。
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陶酔人



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