821:近江八景ならぬ近江三景
慶事があり、その慰労を兼ねて
近江八景を見てきました。
近江八景は落語でよく取り上げられることから一度訪れたいと思っていたのです。
まずは秋月で有名な
石山寺に朝出かけました。
この写真は、石山寺の発行している冊子からの転載です。
この名月を見たいのですが、日も高く見ようがありません。(当たり前ですね)
石山寺というだけあって、石が多かったです。看板と冊子を読みますと石山寺全体が「
石山寺珪灰石」でできているようでした。
なので石山寺と言うんですね。「ブラタモリ」で取り上げられるかも?
本堂の正面脇には「源氏の間」があり、紫式部が源氏物語を書き始めたところのようです。
庭には紫式部が文を書いているモニュメントがありました。
次には石山寺のお近くということで「
瀬田の唐橋」に行きました。
木の橋だと思い込んでいた陶酔人はコンクリート製にがっかりしたのです。
瀬田は「瀬田の残照」と言われますから、残照を見ないでがっかりすることはいけないことだとは思いつつ、
「
大井川の蓬莱橋」のような木製と思い込んでがっかりしているのですから自分の思い込みに反省!ですね。
続きまして、一番行きたかった
三井寺に出かけました。
なかなかかわいい「
京阪石山坂本線」に乗り三井寺駅で降りました。
三井寺では国宝の金堂などをそそくさと切り上げ、いよいよ鐘楼です。有難いことに800円を支払うと鐘をつかせてもらえるのです。
その荘厳な音にしばし聞き入りました。
鐘をついたその上に、御朱印もいただきました。「三井晩鐘」と「日付」が書かれているのがうれしいですね。
三井寺の著名な句は
太田南畝(蜀山人)の「七景は霞に隠れ三井の寺」なんですが、勝手に「七景は霞のかなた三井の鐘」だと勘違いしていました。
石山寺と三井寺で満足しましたので、明日22日は京都の時代祭なので同行のすすめもあり、変更することにしました。
結果近江八景ではなく近江三景見学となりました。
その時代祭を書く前に
三井寺に訪問する手前に、見事な水路があり、なんてきれいなんだろうと声が思わず出ていました。
ところがそれが「琵琶湖疏水の入口」だったんですね・・・
というのは次回に繰り越します。
思わぬ出会いに感動することがうれしい陶酔人
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