224:鼻行類の紹介(陶酔人)110501

陶酔人

2011年05月01日 23:05

記事204で紹介したテオ・ヤンセンに感動したことの伏線を紹介します。それはシュテンプケの「鼻行類」という本の世界を即座に連想したからなのです。
 
テオ・ヤンセンの「シー・アニマル」の分類・取り組み・・は「鼻行類」の分類・取り組み・・に酷似していると思わずにはいられません。
「鼻行類」ですが、学者がまじめにパロディを書くとこうなるというお手本です。斜め読みをするとパロディということに気づかないかもしれません。それほど「真面目(?!)」に書いてあります。言わば「新種の生き物(ハナアルキ科)の図鑑」の形式です。図鑑らしく、挿絵、分類、生態系が詳説されていて、参考文献も多く(?)、いかにも「本物の図鑑」と騙されます。パロディのレベルが高いほど楽しめるのは「落語」「狂歌」に通じますね。

この「鼻行類」が多方面に影響したかは、ウィキペディアにも項目があることからも容易に想像できます。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BC%BB%E8%A1%8C%E9%A1%9E

さて「鼻行類」から「テオ・ヤンセン」を経由して、「多次元★平面国」・「多次元★球面国」を読了しましたので、近々それを記入します。

またまた思わせぶりな予告をする陶酔人

追記(BSプレミアムの予告で番組「たけしアート☆ビート」でビートたけしがテオ・ヤンセンを取り上げるらしい?のも少々驚きなんですが・・・)

関連記事