707:タマムシの情報

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生き物シリーズ第3弾になりますが、今回は「タマムシ」です。

 707:タマムシの情報
この写真は昆虫図鑑からの転載です

タマムシの美しい色は構造色といって、構造色wikiによりますと、「・・・微細な構造によって光が干渉するため・・・見る角度に応じて、様々な色彩が見られる・・・」と書かれていて、「・・・"色料"による発色と異なり、紫外線などにより脱色することがなく・・・」とも書かれています。

昔からタマムシの美しさは珍重され、法隆寺の「玉虫厨子」が有名ですがいくら脱色しないといってもさすがに1500年も経ていることから真っ黒けです。ひょっとすると磨けば光を取り戻すのかもしれませんが、国宝ですのでそんなことはできないのでしょうね。それで隣の建物に「玉虫厨子のレプリカ」がありましたが、それはそれは美しかったです。ただタマムシの数の多さに少し引いてる自分もいました。(数年前の印象です)
それに仏像なんぞはピンピカより少しひなびた感じがいいんですね。

タマムシwikiによりますと、「・・・天敵である鳥は、「色が変わる物」を怖がる性質があるため、この虫が持つ金属光沢は鳥を寄せ付けない・・・」のだそうです。それで鳥避けで畑などにCDをブル下げている景色が散見されるんですね。

また「・・・成虫の餌であるエノキやケヤキなどの生える広葉樹林を飛び・・・幼虫は幹の奧深く楕円形の穴を幹に沿って開けて食害するため、表面からは見つけにくい。風雨で幹が折れたり木が倒れたりする事故の原因となり得る害虫であり、果樹園経営者や庭師などには忌み嫌われる・・・」とも書かれています。害虫なんだとは驚きました。

一度は生きているところを見てみたいと思って発信していたら、磐田市の友人から「・・・公園で拾ったことがある・・・」と情報が入ってきました。
「拾った?」とは不思議な情報ですね。聞けば、タマムシは飛翔が少し苦手なんだそうです。なので時折地面に落ちてしまうんだそうです。そこに遭遇すると「拾う」ってことになるようです。

タマムシのネット画像

    いろいろ興味が尽きない陶酔人 





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