130:グラデーションの味(陶酔人)091102
記事127の続きです。
陶芸の「本焼き」には大雑把にいって「酸化焼成」と「還元焼成」とあります。釉薬中の着色金属が焼成方法で色が変わるんです。粘土の中の鉄分でも変わります。で最近その「還元焼成」にはまっています。「酸化焼成」で単色であっても「還元焼成」にすると複雑なグラデーションがでてくることが多いのです。このグラデーションがうまくいったときはたまらなくうれしいんです。
緑~赤のグラデーションを気に入っています。
これは、記事127で紹介したものの仲間で、白~ピンク~赤の混在した色が安定してできるようになりました。
上の二つは、今トライ中の灰釉の仲間です。なかなかしぶい味がでました。
ついでに、仲間が作った可愛いシマウマを紹介します。
なんとも素朴な味が出ていますね!
陶酔人
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