507:沼津港深海水族館

陶酔人

2017年09月22日 09:11

沼津港深海水族館に行ってきました。

 
先般、リニューアルしたとNewsで言っていましたし、
シーラカンスが展示されているというのででかけました。

入場料は1600円と少々二の足を踏みそうなぐらいのお値段ながら、季節がら学生と思われる若者らがジャンジャン入っていくこともあり、
断念しそうな気持を振り切って入ってみると、期待をはるかに超す展示でした。
 
最初に気に入ったのは、「カエルアンコウ」です。以上はHPからの転載ですが、

水槽に手をかけている不思議な生き物がいるなあとみていて、デジカメでアップしてみますと、
 
前エラが腕のように水槽の壁で立ち上がっている!まるで人みたい・・・

 
1階では学芸員が「メンダコ」を前に生態・捕獲など詳しく説明をしていました。ラッキーなことにメンダコに触れる体験もできました。とても不思議な感触でした。

二階はシーラカンス・ミュージアムと呼称しているようにシーラカンスの生体が2体-20℃で保存・展示されています。
説明員に聞きますと、剥製はどこにでもあるが、生体は世界で唯一だそうです。
 
なかなか迫力がありますね。
ワシントン条約で「鱗1枚」取ってはいけない・・・のだそうですが、
下に示しますように学術調査隊が現地と協力して捕獲したので許されたようなのです。

下は沼津港深海水族館のHPからの引用です。

日本シーラカンス学術調査隊が現地と協力して捕獲した個体・・・
2体は冷凍個体で、世界でも類を見ない希少なシーラカンス・・・
ワシントン条約の第I類に指定され・・・
通常、シーラカンスを商業ベースで展示することは許されていません・・・
私たちが保有する個体は、正式に展示が許された珍しい個体・・・


 
オーム貝も3匹も泳いでいました。生きた化石の代表選手です。

 
ダイオウグソウムシ、説得力ありますね。
 
トリノアシなどはまるで木片にしかみえません。
 
ヤマトコックリウイグモは身体があまりに細いので、内臓が足に入り込んでいる・・・
 
ヒカリキンメダイはなんとも幻想的でした。

近年深海魚はダイオウイカなんぞがクローズアップされています。ただサイズが大きすぎてほとんど興味を持っていなかったのですが、沼津に行ったついでにちょっと入った沼津港深海水族館に魅せられてしまいました。

もともとキンメダイ桜エビの生にはめっぽう惚れていた陶酔人

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